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UI売ります.

はてなブックマーク経由で興味深い記事を二つ読んだ.Mac,ケータイ,そして興味のあるUIについてだったので,TBしつつ,持論を出してみる.まとまってないが,吐き出してみれば何か分かる事を期待して.

ビル・ゲイツが「いかにVistaの新機能が素晴らしいか」という演説をしている後ろで、Macintoshの既に発売済みのOSが、ゲイツが素晴らしいと言っているまさにそのことを実行している、という映像です。(以下,michyさんの記事).

さらに,TBされていた記事がこちら.

人の手が直接触れない部分の進化とくらべて、人の手が触れる部分の進化がほとんどないことだ。20年前も今も、我々は相変わらずキーボードとマウスぐらいしかないのだ。そろそろ、これらとは違うUIが欲しいところだ。(以下,dankogaiさんの記事).

UIの評価について.

 実際のところ,「UIの使いやすさ」を一様に比較するのは大変難しいと思う.パラメータがたくさん設定できるからだ.
 時間だけとっても,最初に触って何もアドバイス無しに操作できるようになる時間を見るのか,基本操作を教えてもらった後での処理時間の短さを見るのか.はたまた応用に気づくまでの時間を見るのか.さらに,視線の移動量,タスク達成までのキーの押し間違いの数,間違いからのリカバリにかかる手数などなど,観点によっていろいろな数値が出てくる.また,使用する人の文化や経験,生まれ育った国などによっても大きく左右される.それにより,応用が可能か不可能か別れる事もあるだろう.
 このように,UIの評価は,何を重要視するか,すなわち何をゴールとするかをきちんと決めておかないと,評価する人/機関によってかなりぶれのある結果しか得られない(と思っている).

人の手に触れるものが進化しない理由

 人が手のみで操作する限り,これ以上の進化はしないのではないだろうか.いや,進化するかもしれないが爆発的には広がらないのではないだろうか.*1
 人は自らが慣れ親しんだもの,見慣れたもの,分かる人が近くに居るものを選びやすい.テレビやコンピュータなどの,高い買い物ならなおさらだろう.見慣れた操作体系のものを選ぶ.となると,市場原理で,より多く売れるものが作られる.より多く作られたものはより多く店頭に並んでより多くの消費者「見慣れる」ことになる.と,推測するが,いかがだろうか.
 とりあえず,テレビのあんだけたくさんのボタンのあるリモコンは使いたくない.書かれている文字を見ずに操作できるようにならないかな.

違うUIをいくつか考えてみる.

 操作体系に,手以外のものを入れてみる.とりあえず視線.視線を使うUIというのが研究されているが,視線を計測するのが容易になればいけるのではないだろうか.大きな操作は,マウスの変わりに視線を使う.見ているところをズームアップ.人の意識をそのままPC上に反映させる.真正面のカメラで顔を表情をモニタリングし,眉間にしわが寄ったら文字サイズを大きくするとかだめかな.まばたきがクリック代わりとか.
 足を使うのはテープ起こしなどで使われているか.音声は単語の認識だけ完璧にできれば,「検索」と発話したらFinderなり,Safariなり,それぞれのウィンドウの検索窓に飛ぶと楽かも.
 脈拍数や呼吸数なんてのはどうだろう.息を飲むような美しい写真を見たら拡大したり,息が止まるぐらいびっくりしたら小さくしたり.マイクに向かって息を吹きかける事で音量の微分値を上げて,それを音声認識開始のトリガーにするというのを,ぴよまるソフトウェアの人がやってたな.

 ソフトウェア側としては,ユーザがカスタマイズ出来るUI,と書きたくなるが,「何でもできるは,何もできない」という事を樹研工業の社長さんが言っていた.となると,自分の慣れ親しんだ一つの操作体系で,すべてのものが操作できるのが良いのだろうか.ケータイの画面から,リモコンメニューを選択するとその場もしくは遠隔で操作できるものがリストアップ.んー,むずかしいかな.

まとめっぽいもの

 UIは評価が難しいので,一様には作れない.自分がすばらしいと思っても他人が同様に思うかは保証できない.個人によりチョイスできると良いが,カスタマイズというほど柔軟性が高すぎると結局初期設定のものしか使わない.人の手に触れるものが進化しないのは,人が新しい操作を学習出来ないから.
 その昔OSとハードが一体だったように,現在の UI とソフトは一体となっている.UIだけに正当な対価が支払われるようになれば,それのみを販売するビジネスというのが出てくるのだろうか.

UIの定義

を,し忘れた事に気づいた.まぁ,適当に解釈してください.おいらの集中力が途切れました.寝よ...

*1:少なくとも今現在はそう思っている.と,逃げ道をつくっておこう.