IE Accelerator

最近密かにがんばっている IE8 のアクセラレータについてまとめてみる.

IE Accelerator ってなんなの?

Webページから,他のサービスへの連携をスムーズにするための仕組みらしい.Google Chromeなどで,文字列を選択して右クリックすると「Googleで検索」なんて出るけど,あれを自分で好きなように設定できるもの.OpenSearchは検索だけだが,他のサービスにも展開したもの.

The new Accelerators in Internet Explorer 8 help you quickly perform your everyday browsing tasks without navigating to other websites to get things done.

どんなのがあるの?

Blog, Email, Map, Translateなんかのカテゴリに分かれていて,(Microsoft的に)主要なサービスに対応しているようだ.

Blog
Blogger, Blog on Windows Live
Email
Email with Windows Live Hotmail, Send Mail with AOL, Send with Gmail
Map
Map with Bing Maps, Map with Multimap, Map with Yahoo!, Map with Google Maps
Translate
Google Translate, Translate with Bing

どうやって書くのか

さて本題.IEBlog : Accelerator Creation Guide によると,OpenServiceというMicrosoftが定義するXMLにて記述するようだ.

まずはサンプル.

IE Blogでテンプレートがダウンロードが出来るので見てみる.

以下,適当に気になったところを抜粋.

カテゴリ

activity要素に category属性を指定して,どのようなカテゴリかを指定する必要があるらしい.アドオンの管理画面での分類に使用されるけど,自分で自由に定義してもよいらしい.

コンテキスト

activityAction 要素の context属性で,アクションのコンテキストを特定する必要があるらしい.ここにはdocument, selection,linkのいずれかを指定.

こんな感じ

document ドキュメント(いつでも使える)
selection 文字列選択してるとき
link リンク要素にフォーカスあててるとき

変数

ページのタイトルなんかを取得するために変数が定義されているらしい.

変数 コンテキスト 説明
{documentUrl} All ドキュメントのURL
{documentTitle} All ドキュメントのタイトル.存在する場合だけ
{documentDomain} All ドキュメントのURLの有効な第2レベルドメイン
{documentHost} All ドキュメントのURLのFQDN
{selection} selection 現在選択されているテキスト
{link} link 選択されたリンクのリンク先URL
{linkText} link 選択されたリンクのinnerText
{linkRel} link 選択されたリンクのrel属性
{linkType} link 選択されたリンクのtype属性
{linkDomain} link リンクのURLの有効な第2レベルドメイン
{linkHost} link リンクのURLのFQDN

パラメータ

パラメータを指定する時には,parameter要素を使うらしい.





プレビュー

プレビューを表示させるときは preview要素を使うらしい.

まとめ

よく使うブラウザに実装されると,文字列の選択からtwitterへの投稿なんかが楽になると思います.実装しよう!!!