ウェブ時代をゆく
知的生産
何もアウトプットがなければ,知的消費
そもそも「書いたことを人に伝える」のがゴール
というわけで,アウトプットを書いてみる
梅田望夫さんの本を読んだ.ウェブ進化論で使われた「学習の高速道路」を起点として,「けものみち」を選択する生き方,それを実現するための「ロールモデル思考法」という風に進んで行く.
前半の方に引用が多く「はずれか?」とも思ったが後半のロールモデル思考法のあたりになると,ページの端を折ることも増えてきた.ある一定の成功を収めている人の考え方というか信条とでもいうべきものは,表現の仕方こそ違えど,似通っているのだなと確認した.
ロールモデル思考法は,
自分の考え方にあうお手本を収集し続ける
であり,「自分のなりたい自分を考える」という事になると考える.これは「成功した人」の数多くは実践しているように思う.そのための行動としても,
時間の使い方の優先順位を変える
やめることを先に決める
長期の「なりたい自分」と短期の「なれる自分」を意識して,現実的であること
などがあげられているが,これも良く言われていることである.
しかし大事なのは,これらの「ロールモデル思考法」という名前を付け,例示までしていることである.これは,さすがにたくさん本を読み,書いている著者なればこそ,という感じを受けた.
3ヶ月で50冊を読むという計画の最後の方にいるが,何が自分に強いシグナルを発しているかを徹底的に自問した結果は出ていない.ただ,著者の父親の次の言葉は覚えておきたいと思う.
「その方がおもしろかったから」
39 dog ear/ 244 page = 1.6 dpp
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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